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八戸市で高気密高断熱住宅の新築・リフォームのご相談は家工房一級建築士事務所へ!

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『200mm断熱』Q1.0住宅company

◆いい家ってなんだろう?

 人によって、こだわりというのはさまざまですので、この答えはとても難しいものですが、やはり根源にあるのは「強く・暖かく・長持ちする家」ではないでしょうか。すなわち、「耐震性・断熱性・耐久性」が高い家、ということになります。

 この、一つの答えとして、最近では「長期優良住宅」が普及しています。この家は、建築基準法で定められている基準よりはるかに高度な、耐震性・断熱性・耐久性が求められています。

 耐震性については、「耐震等級2」が求められ、これは建築基準法で求められているレベルの1.25倍の耐力が必要で、これは、大震災クラスの地震でも、大きな損傷を受けない強さがあります。

 家工房 一級建築士事務所 では、さらに最高等級の1.5倍の耐力を必要とする「耐震等級3」を標準として、全棟構造計算を行ってています。

 また、耐久性については、構造用木材のが腐らないようにいろいろな対策が必要な「劣化対策等級3」や、設備配管が取り換えやすいように対策が必要な「維持管理対策等級3」が求められています。これにより、100年以上の耐用年数が可能となり、多くのエネルギーが必要な建替えのサイクルが極端に延びるので、これだけでも非常にエコであるといえます。

 しかし、こと断熱性に関しては、まだまだ十分とは言えません。

 断熱性能を評価する数値として、室内から室外へと逃げていく熱の量を、家の表面積で割った外皮平均熱貫流率=UA値というものがあります。

 長期優良住宅で求められてる「省エネルギー対策等級4」という基準で、青森県のほとんどの地域が含まれ、北海道に次ぐ寒冷地であるU地域では、UA値を5.7以下に抑えることとされています。
でも、長期優良住宅=省エネ等級4クラスの住宅で「全館24時間暖房」しようとすると、実は平均的な(全館暖房をしていない)住宅と、同程度か少し多いくらいの暖房費がかかってしまいます。「全館24時間暖房」とは、すべての部屋、廊下やトイレ、脱衣室などまでの室温を、一日中リビングやキッチンなど普段生活している部屋と同じくらいの温度まで上げてやることです。

 高気密高断熱住宅で、よりよい快適性を求めるならば、「全館暖房」が不可欠です。高気密高断熱住宅に限らず、近年の住宅では、部屋と廊下の扉などは、わざと空気が通るようになっており機械で強制的に空気を循環させています。こういった住宅で部分的な暖房をすると、冷たい廊下などからリビングなどへ冷たい風が流れてきたり、暖かい部屋の湿った空気が冷たい部屋へ流れ込み、窓ガラスなどで結露を起こしたりします。また、暖かい部屋と冷たいトイレ・脱衣室などを頻繁に出入りすることは、急激な血圧の上下を引き起こし、体にヒートショックと呼ばれる大きな負担をしいます。

 はてさてこれはまずい、ということで、さらに断熱性を上げて、暖房費を長期優良住宅の半分以下に抑え、全館暖房をしても一般家庭より暖房費が少ない家にしよう、というのが、一般社団法人 新木造住宅普及協議会 通称 新住協の提唱するQ1.0(キューワン)住宅です。
Q1住宅では、省エネ等級4よりさらに断熱性を強化し、Q値を1.0付近まで抑えます。

 新住協の開発する、QPEXというソフトで、このQ値や、暖房に必要なエネルギーを簡単に計算することができます。これを使用して、省エネ等級4クラスの住宅と、Q1クラスの住宅を比較してみましょう。

 超断熱エコハウス 冷暖房費算定用ニ階建モデル住宅

面積表Q値計算用床面積 ※吹抜け含む
一階床面積71.22 u(21.5 坪)一階床面積71.22 u(21.5 坪)
ニ階床面積45.55 u(13.75 坪)ニ階床面積66.25 u(20.0 坪)
延べ床面積116.77 u(35.25 坪)延べ床面積137.47 u(41.5 坪)




省エネ等級4(次世代省エネルギー基準)Q1住宅仕様
断熱材・天井吹込みセルローズファイバー160mm吹込みセルローズファイバー360mm
断熱材・外壁高性能グラスウール16kg品105mm高性能グラスウール16kg品210mm
断熱材・基礎ビーズ法PSF特号120mmビーズ法PSF特号120mm
窓(南面)枠:アルミ・樹脂複合
ガラス:Low-Eペアガラス
    高透過タイプ 空気層12mm
枠:樹脂
ガラス:Low-Eペアガラス 高透過タイプ
    空気層16mm アルゴンガス入り
窓(その他)枠:アルミ・樹脂複合
ガラス:Low-Eペアガラス
    断熱タイプ 空気層12mm
枠:樹脂
ガラス:Low-Eトリプルガラス 断熱タイプ
    空気層16mm アルゴンガス×2
玄関ドア断熱ドア D2仕様断熱ドア k=1.5仕様
24時間換気換気回数0.5回 熱交換機なし換気回数0.5回 熱交換機あり(効率 80%)
外皮平均熱貫流率(UA値)0.499[W/m2K]0.320[W/m2K]
年間暖房用消費エネルギー8,749[kW]3,549[kW]
年間暖房用灯油消費量1,000[リットル]406[リットル]
暖房によるCO2発生量1,365[kg]554[kg]

※灯油FF式ボイラー(温水ルームヒーター・床暖房など)を設定温度20℃で使用した場合

 このように、シミュレーション結果から、Q1仕様とした家では、省エネ等級4クラスの住宅より、暖房用消費エネルギー・CO2発生量ともに、半分以下となっていることがわかります。

 また、住宅の超高断熱化を勧める理由として、何よりその快適性があります。

 人間が不快に感じる大きな原因は、温度差にあります。空気は暖められれば上昇し、冷やされれば下降する性質を持っていますので、断熱性能が低いと体や頭は暑いのに足元は冷たい、また、天井付近に暖かい空気が集まり、冷たい天井面で冷やされた空気が足元に吹き下ろすことで、閉め切った部屋なのに冷風を感じる、などといった現象が発生します。

 超高断熱の住宅では、部屋の上も下も一定の温度が保たれているので、不快な気流や上下の温度差を感じません。また、冷えた壁・床・天井などからの冷輻射もなく、同じ室温でも低断熱な部屋よりずっと快適です。

◆これからは、住宅性能の基準化・数値化が不可欠です。



 現在、すべての住宅を長期優良住宅・構造計算・熱損失計算などにより、性能を同じモノサシで計ることが可能になってきています。

 今後はあいまいな「いい家」という表現ではなく、まずは一定の性能をバランスよく満たした家として、「長期優良住宅」の認定を受け、そのうえで「UA値」をどれくらいにするか、設備は何を使うかなどを、建て主が自分で決めて、住宅を発注する時代にきています。長持ちする家だからこそ、維持費を抑えることが大事なのです。

家工房Q1.0住宅基本仕様

 高気密・高断熱住宅では、すべての部屋の温度をできるだけ同じくらいにすることが重要となります。しかし、すべての部屋に暖房器具を設置するのは不経済です。

できれば、1,2台の暖房器具ですべての部屋を温めることが理想です。

そのためには、部屋と部屋の間の間仕切りをできるだけ減らすこと。上下階の温度差を減らすために、大きな吹き抜けをつくること。また、格子ランマや室内窓などを利用して、室温の境界線を減らすことが重要になり、平面的だけでなく立体的な空間設計が必要となります。

 また、夏期の対策としても、下階の窓から上階の窓へと温度差による風が起き、室内の熱せられた空気を速やかに室外へと排出する流れができるため、家中を空気がめぐるようになり、ひさしやすだれ、外付けブラインドなど室内に日射熱を入れない工夫と合わせることにより、ほとんど冷房のいらない家とすることも可能になります。



◆天井断熱(桁上断熱) 吹込みセルローズファイバー 
25kg/m3  360mm (乾式工法・ダンパック)


セルローズファイバーは、新聞古紙を材料にした高性能断熱材であり、それ自体がリサイクル品なうえ、 製造時や廃棄時に必要なエネルギーが少なくいのでCO2排出量も少ない、非常にエコロジーな製品です。
これを2階の桁・梁の上に張った気密用の板の上に施工して居室などではニ重天井とすることで、電気配線 や換気システム、ダウンライトの埋め込みスペースなどを確保し、これらのメンテナンスを可能にします。

◆屋根断熱 高性能グラスウール16kg/m3 355mm  


屋根裏の空間を利用するために屋根断熱とする場合は、屋根の下地、たる木に極厚のツーバイテン材(高さ235mm)を使用。その間に高性能グラスウールを充填します。
さらにその下に120mmの付加断熱を施し、合計355mmの高性能グラスウールを充填します。

◆壁断熱  高性能グラスウール16kg/m3 225mm


 柱の外側にもう一層下地を組むことで、充填断熱の限界である柱の太さ以上の 断熱材を充填します。 一般的な柱・間柱間の充填断熱として105mm、さらにその外側に120mmの付加断熱を行い、合計225mmの高性能グラスウールを充填します。

◆窓(南側) 大開口アルゴンガス入りペアガラス樹脂サッシ(高透過Low-E)    


 南側の窓には、冬季になるべく日射を取り入れて、暖房の補助とする(パッシブソーラー)ため に、太陽光をよく通す高透過Low-Eペアガラスサッシを使用します。

◆窓(その他) アルゴンガス入りトリプルガラス樹脂サッシ(Low-E2層)    


 それ以外の窓は、日射をあまり入れず中の暖かさをできるだけ外に出さないように、トリプルガラスサッシを使用します。

◆玄関ドア 断熱ドア k=1.5仕様

 玄関ドアは、メンテナンス性とデザイン性から断熱アルミ玄関ドアを使用。その中でも国内最高レベルの断熱性を示すk=1.5仕様のものを採用します。


◆第一種 全熱交換 ダクトレス24時間換気システム



 高気密な住宅では、不安定な隙間風などでの換気には一切頼らず、効果的に空気を循環させる換気システムを設置することで、最小限で効果的な換気が可能となりますが、それでも換気で逃げる熱はけっこう大きなものです。

 熱交換式の換気扇は、吸気と排気の熱を交換することによって、暖めた空気を取り込むので、冷たい空気が給気口から吹き込む不快感を防ぐことができます。

 特にダクトレス1種熱交換換気システムは、複雑なダクトの配管が不要で、消費電力が少なく省エネルギー性に優れています。


◆構造用木材


 構造用の木材は、計画的に管理された日本の森林のものを使用します。特に輸送にかかるエネルギーを考え、 国産材をできるだけ多く使用します。構造材の太さは、全棟構造計算により算出しています。

 主に使用する構造用木材

●土台 青森ヒバorヒノキ 105角

●柱・小屋束 杉集成材(国産)105角

●横架材(梁・胴差・母屋)ベイマツor唐松集成(105幅)

また、外周部の地盤面から1mに必要とされる防腐・ 防シロアリ剤には、人体に無害で効果が半永久的 に続く、ホウ素系のものを使用します。


◆基礎 一体成型べた基礎 立ち上がり ・ スラブ 厚さ15cm


 基礎の鉄筋コンクリートに100年以上の耐久性を持たせるためには、 鉄筋の上にアルカリ性であるコンクリートが十分にかぶり、鉄筋がさび ないように保護されていることが重要です。
 また、コンクリートの打ち継ぎ部がうまく一体にならずにその隙間から 水が浸入してさびをおこすことがあるため、基礎コンクリートはすべて 一体で打ち込める工法を採用します。


◆基礎断熱 ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号 (防シロアリ剤入り)                 基礎外側 120mm
   


 足元の断熱には、基礎をまるごと断熱する基礎断熱工法を使用します。

 床下に断熱材を充てんする工法と比べ、冷たい外気に触れる面積が非常に少ないため、効率よく断熱する ことができます。また、壁の中を冷気が通り抜ける「煙突効果」の危険性も少なく済みます。


 基礎断熱の弱点はシロアリの食害を受ける可能性があることですが、人体には完全に無害で、高い防犠牲 を持つ「ホウ酸」を練りこんだ断熱材を使用することで、危険性はほとんどなくなります。 


◆土間断熱 押出ポリスチレンフォーム保温板3種B 50mm  


べた基礎の下全面に、断熱材を敷きこみます。基礎の下は外気に接していないため外気の影響は受けにくいですが、室内の熱が土壌に流れてしまうことを防ぎます。

◆全国の高気密高断熱住宅の有志のブログ◆


『めざせ!Q1(キューワン)住環境。』
岩手県・住まい環境プランニング・古川 繁宏さん

『俺の家は高性能!』
岩手県・住まい環境プランニング・昆 寛さん

『おーがにっくな家 ブログ』
新潟県・オーガニックスタジオ新潟(株)
・相模 稔さん

『兵庫県の注文住宅建築設計事務所
松尾設計室のブログ』

兵庫県・松尾設計室・松尾 和也さん

『家づくり西方設計』
秋田県・西方設計・西方 里見さん

『株式会社 森の風工房 風の便り』
東津軽郡蓬田村・(株)森の風工房
・藤本 淳さん

『青森市の新築・リフォームなら林工務店に
お任せ!陽一のすごもり日記』

青森市・林工務店・林 陽一さん