■ 八戸ニュータウン
  ”空間を大きく使う家”■


延べ床面積31.5坪のコンパクトハウスながら、住み手の生活スタイルや考え方にあわせ、徹底的に空間を効率化。建物を小さくすることによって生じた敷地の広い余地には、20坪以上の広い畑を作り、ゆとりのある空間を実現しました。

▲ 外観は緩やかな勾配屋根とパラペットのシンプルな構成。
整然と並んだ窓とガルバリウム鋼板のスパンドレル。メンテナンスにも有利です。
玄関と縦ラインの茶は同じ素材のスパンドレルながら、ほのかに和を感じさせます。


 茶室の丸窓をデザイン化した玄関ドアをくぐると、コンパクトながら明るく効率のよい玄関。

 正面の小部屋は更衣室となっており、ご主人が帰宅してすぐ、仕事着から部屋着へと着替えられるようになっています。

 玄関・更衣室・リビングの床材には、桐材を使用しました。
 リビングはたくさんの作りつけ家具を使用して有効に使います。

 天井までの多目的ラックはTVラック、TELラック、パソコンディスク、掃除用具入れの機能をもっています。

 窓下にはたくさんのコミックが入るラックを配置しました。



 客間を兼ねた和室は、1間半の大開口を取れる3枚引込み襖でリビングとつながり、全開放時には14畳もの大空間となります。


 キッチンはシステムではなく、手作りのもの。シンク天板やガスレンジは建て主さんが自ら購入したものです。

 天井吊ではなく、キッチン前の立ち上がり部分に埋め込んだ換気扇によって、天井はリビングと遮られることなく、通常で取れる最大限の2m60cmの天井高を生かしています。

背面には階段下の空間を有効利用した手作りの食器棚があります。
 水周りも徹底的に効率化。トイレは最低限の床面積ながら、便器を斜めに配置することで、対角の最も広い横幅をとることが出来、広さを演出しています。

 洗面台も廊下のトイレへつながる引き戸の戸袋部分へと、すっぽりとはめこみました。



階段を上った先にも、まったく廊下のない家を実現するために、
階段ホールを設置。子供の遊び場として利用します。
 プライベートルームはごくシンプルな構成。隅にはちょっとした書き物などに使用するデスクカウンターを配置。照明器具は建て主さんの持込です。

 収納はすべて中に入って使うウォークイン式のものにしています。


 子供部屋は3畳とごくごく小さな床面積ながら、既製品のロフトベットを使用することを想定し、工夫をこらしています。

 ロフトベットの上でも上半身が起せるように、天井高は通常より20cm高く2m60cmとし、ロフトの上から空けられる様に窓は2段に配置しています。